前回ご紹介した給電ラインのシミュレーションに続き、給電ラインインピーダンスと終端インピーダンスの関係のシミュレーションをご紹介します。
このリンクを開きます。 すると4つの給電ラインが表示されます。給電ラインのインピーダンスはすべて75Ωです。
① 終端が75Ωで完全にマッチングがとれているケース。したがって、終端からの反射波はありません。
② 終端が10kΩで、給電ラインの75Ωより高いため、+の反射波が発生していることがわかります。
③ 終端が10Ωで、給電ラインの75Ωより低いため、ーの反射波が発生していることがわかります。
④ 終端が10kΩ、かつ、ソースが10Ωと両方とも給電ラインと違うインピーダンスを持っていますので、両端で反射が続くことがわかります。なお、ここで、給電ラインは無損失と仮定されていますので、ずっと反射が続きます。
こうやって目に見えるとわかりやすいです。
さらに、部品である、パルスジェネレータ、抵抗、給電ラインをマウスでダブルクリックすると、好きなパラメータを設定できますので、いろいろ変更して遊ぶのも楽しいです。
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