2021年9月29日水曜日

WSJT-X 2.5.0 GA リリース

 リリースノートの和訳です。

 

WSJT-X 2.5.0 2021年9月27日

バージョン2.5.0は2.4.0とほぼ同じものになっています。Q65デコーダはQ65信号の周波数ドリフトの測定と補償機能が強化されています。加えて、Windowsのインストールパッケージには、MAP65のバージョン3.0が同梱されています。

2.5.0での変更点はいままで公開したrcの説明を参照してください。また2.5.0はHamlib4.3にあった問題を修正し、4.3.1としています。

WSJT-X 2.5.0-rc6からの変更点は以下の通りです。

MAP65:

  • ファイルを更新中にCALL3.TXTが削除されいないように修正。
  • SNRの絶対値が10未満のとき、MAP65のTx3が正確に生成されるよう修正。

WSJT-X:

  •  WSPRバンドホッピングやいくつかのICOMのオートチューンにおいてCATエラーが発生する問題を修正。
  •  ファイルを更新中にCALL3.TXTが削除されいないように修正。

 


2021年9月7日火曜日

WSJT-X 2.5.0-rc6 リリース

WSJT-X 2.5.0-rc6がリリースされました。リリースノートの日本語訳です。

WSJT-X 2.5.0-rc6 2021年9月6日

WSJT-X 2.5.0はMAP65 3.0.0を同梱しています。WSJT-X 2.5.0-rc5からの変更点は以下のとおりです。

MAP65

  • 今回は変更ありません。
WSJT-X

  • wsprdにおけるファイルハンドルリークを修正(tnx Phil KA9Q)
  • 特別動作モード時のTx1ボタン動作の改良
  • Q65でコンテスト特別モードを追加
  • アカウント名にASCIIでない文字を使ったときの問題を修正
  • Txパーセンテージを0にしたときWSPRバンドホッピング停止の修正

2021年9月5日日曜日

Windows上でLinuxを動かす

普段はWindowsを使っているけれども、Linuxにも興味がある、という方は少なくないのではないでしょうか。しかし、Linux専用マシンを用意するまでの気合はない、、、、、というときは、WindowsのWSLを使ってみるのはどうでしょう。

WSLを使うための要件は次のとおりです。

  • WSL バージョン1
    • Windows 10 バージョン 1709 Fall Creators Update 以降
  • WSL バージョン2
    • Windows 10 バージョン 1903 ビルド 18362.1049 (KB4566116適用後)
    • Windows 10 バージョン 1909 ビルド 18363.1049 (KB4566116適用後)
    • Windows 10 バージョン 2004 ビルド 19041 以降

インストール手順はいたって簡単、Command Promptを管理者権限で開き、

> wsl --install

と入力するだけで、Ubuntu Linuxが使えるようになります。

Windowsを再起動すると、次のようなウィンドウが自動的に立ち上がります。

 
その後、しばらくの間、インストール中である旨の表示がでます。
2, 3分待ってもなにも出てこないときは、Enterキーを押してみましょう。
自分の好きなユーザー名を入力します。Windowsのユーザー名と同じである必要はありません。次に、パスワードを2回入力します。

Linuxのターミナルが開いてコマンドラインが入力待ち状態になります。

WindowsからLinuxのファイルをアクセスしたいときは、\\wsl$\Ubuntu からアクセスできます。また、LinuxからWindowsのファイルをアクセスしたいときは、/mntの下にドライブが見えます。とても便利です。

WindowsからUbuntuを起動したいときは、Windowsのアプリの中にあるUbuntuをクリックすればOKです。LinuxをGUIで使うときは、別に設定が必要です。ネット上にいろいろ情報がありますので、wsl gui などのキーワードで検索してみてください。個人的にはXRDPがいい感じでした。


WSJT-X 2.7.0-rc3 公開

 WSJT-X 2.7.0-rc3 リリースノート 2024年1月1日 WSJT-X 2.7.0-rc3では、いくつかの新しい機能、たくさんの強化改善、バグの修正を行いました。 「Hamlib更新」機能追加。Windows版では、WSJT-Xから直接Hamlibを更新することがで...