2021年3月26日 WSJT-X 2.3.1正式版がリリースされました。以下はリリースノートの和訳です。
WSJT-X 2.3.1正式版ではサンプルWAVファイルを追加しFST4とFST4Wモードの使用方法ガイドを更新しました。また、2.3.0以後見つかったたくさんの問題を修正しました。以下に主なものを列挙します。
- マルチキャストUDPサーバーへメッセージを送るとき、他のクライアントが選択されていない場合はループバックインターフェースを使うこととする。
- インスタンスのロックファイルの不具合により起動時に無限ループに陥る問題を修正。
- Hamlib CATを使わずに直接シリアルポートでPTTを制御するときは、PTTシリアルポート共有をオンにするよう変更。
- 複数のNB値を試行するよう負のNB値が選択されているとき、FST4とFST4Wデコーダが一度デコードを成功してもデコード継続するよう変更。
- 自動シーケンスを修正。特に、最終メッセージを繰り返すケースを修正。繰り返されたメッセージをダブルクリックしても正しく動作するよう修正。
- MSK144モードにおいて、EU VHF コンテストモードが誤ってオフになっていまう問題を修正。
- FT4モードでAPデコードを使用した場合、誤った情報をログする問題を修正。
- デコード時にWAVファイルがうまく録音できない問題を修正。
- macOSの共有メモリパラメータ調整方法を改善。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。