WSJT-X 2.6.0-rc2 2022年7月21日
WSJT-X 2.6.0-rc2では、たくさんの機能強化とバグ修正が行われました。
- Echoモードの「Measure」機能はDXグリッドのドップラースプレッドの計算値を使うようになりました。この機能によって、マイクロウェーブEME通信における相手局のSNR値を正確に求めることができます。
- 送信/受信時間の設定、サブモードの設定は、モードごとに記憶されるようになりました。たとえば、MSK144-15→Q65-60A→JT65C→FST4-120のようにモードを変更したときにサブモードを含めて設定値が呼び出されます。
- 送信/受信オーディオ周波数が記憶され、1500Hzデフォルト値が自動的にセットされるようなモード(MSK144、FST4W、Echo、WSPR、FreqCalなど)からFT4、FT8、Q65、JT65、FST4などモードに切り替えた際に、元のオーディオ周波数へ戻ります。
- コンテストログをQSO時刻の昇順または降順に表示できるようになりました。デフォルトでは、ログが最新のQSO行に移動し、引き続き新しいQSOを入力できるようになります。また、コンテストログ中のQSO数が、左下に表示されるようになりました。
- 4mバンド(Region1)におけるFT8のデフォルト周波数を70.154MHzにしました。
- 4Kスクリーンに合わせてモードボタンの配置を最適化しました。
- キーボードショートカットの表示を更新しました。
- LogQSOウィンドウのOKボタンにフォーカスがあたるようにしましたので、Enterキーを押すだけでQSOをログインできます。
- いくつかのQ65サブモードから別のモードへ移った時に、送信周波数スピンボックスが赤色のままになっている問題を修正しました。
- IC-7610、IC-7100などのリグにおいて、VFOBを選択しなければならない場合のHamlibの問題を修正しました。
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