2022年6月17日金曜日

WSJT-X 2.6.0-rc1が公開されました

 WSJT-X 2.6.0-rc1 2022年6月16日


WSJT-X 2.6.0-rc1はARRL国際ジタルコンテストのサポートを追加しました。さらにFT8、Q65、EME Echoモードの強化、GUIの新しい制御とオプション、いくつかのバグ修正を含みます。

WSJT-X:

  • FT8デコード強化、a7とマークされた追加メッセージ
  • APを使用中のQ65デコード強化
  • ARRL国際デジタルコンテスト用の新しいアクティブステーションウィンドウなど
  • Echoモードの正確なSNR計測(大きなドップラー拡散時を含む)
  • 主画面におけるFT4、FT8、JT65、MSK144、Q65を選択するボタンの追加
  • FT8のHoundモードをオンオフするボタンの追加
  • Echoモードで、”Clr Avg” ボタン追加
  • DXコールサイン、DXグリッドをハイライトするオプション
  • R73や73を含むメッセージをハイライトするオプション
  • 新しいALL.TXT書き出し設定、ファイルを年単位、月単位に分けるオプション
  • ロシア語のUI追加
  • Tuneを90秒で自動停止する機能(無効化可)
  • Hold Tx Freqがオンのとき、UDP経由のCQではないメッセージに自動応答することを可とする
  • 空のメッセージを送信しないようにする
  • 複数のインスタンスを走らせているときに、セルフスポットをしないようにする
  • 「CQ xxxx」から始まるメッセージを正しく解釈する修正
  • Windowsでオーディオサンプルを取り落とす問題を修正
  • バンド切り替え後、ALL.TXTやPSK Reporterへ間違った周波数を送るバグを修正
  • 特定の場面で自動シーケンスがうまく動作しない問題を修正
  • WSPRモードで3文字コールサインを正しく処理できない問題を修正
  • OmniRig 1.19以後、初期設定後誤った周波数を設定してしまう問題を修正
  • ToolTipsを整理
  • macOS 12 で、出力スライダーが正しく動かない問題を修正

MAP65(Windowsのみ)

  • azel.datへ追加情報を書き込むように変更
  • デジタルI/Qデータのスケーリングを行うオプションを追加
  • ウィンドウを横に広げた際、表示がバウンドする問題を修正

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