WSJT-X 2.5.3 ユーザーガイドの日本語訳を公開します。
2021年12月12日日曜日
2021年12月9日木曜日
WSJT-X 2.5.3の変更点
WSJT-X 2.5.3
2021年12月7日
2.5.2からの変更点は以下の通りです。
- Aboutウィンドウに G4WJSに関するメッセージを記載。
- Txメッセージに$DXCALLマクロを追加し、それに関連してユーザーガイドを更新。
- 主VFOで受信しなければならないトランシーバーでは、確実に主VFOで受信するように変更。
- PskReporterに低信頼度のデコードをレポートするときのバグを修正。
- CTY.DATデータベースを更新(TNX Jim AD1C)。
WSJT-X 2.5.3 リリース
WSJT-X 2.5.3がリリースされました。以下、アナウンスの日本語訳です。
皆様ご存じのように、2013年から本プロジェクトに多大なる貢献をしていただいた Bill Somerville G4WJSが亡くなり、喪に服しています。
Billが担当していた多くのタスクにはWin32、Win64、Linux、macOSのインストールパッケージの作成がありました。現在、Win64用のパッケージを機械的に生成する方法はあるのですが(ほとんどのWSJT-Xユーザに最適な選択)Win32、Linux、macOSにはありません。
WSJT-X 2.5.3には、2022年1月15-17日に開催されるARRL January VHFコンテスト用の機能が含まれています。このため、Win64用のパッケージを、他のOSのパッケージに先んじて、リリースすることにしました。
WSJT-X 2.5.2と2.5.3の違いはほとんどありませんが、ここにまとめておきます。
ARRL VHFコンテスト用の新しい機能は、相手の局に別のバンドへ簡単にQSYを促すことができるTXメッセージです。この機能については、ユーザーガイドに説明してあります。さらなる情報はVHFコンテスト関連のフォーラムに開示されるでしょう。
Win64用インストールパッケージはWSJT-XのWebページからダウンロードできます。
Win32、Linux、macOS用のパッケージは、それらを生成する方法を確立してから公開する予定です。
-- 73 from Joe, K1JT; Steve, K9AN; and Nico, IV3NWV
2021年12月6日月曜日
Bill G4WJS SK
12月4日、WSJT-Xメーリングリストに悲しいニュースが流れました。WSJT-Xの開発普及に多大な貢献をしてきたBillさん G4WJS がサイレントキーになったと。わたしは、WSJT-Xの日本語化作業について、何度かメイルをやりとりしたことがあります。つい先日、10月下旬にも、新しい日本語翻訳のデータをお送りし、それに対し、お礼の言葉をいただいたばかりでした。ご冥福をお祈りいたします。 73 Bill-san
WSJT-X 2.7.0-rc3 公開
WSJT-X 2.7.0-rc3 リリースノート 2024年1月1日 WSJT-X 2.7.0-rc3では、いくつかの新しい機能、たくさんの強化改善、バグの修正を行いました。 「Hamlib更新」機能追加。Windows版では、WSJT-Xから直接Hamlibを更新することがで...
-
みなさんがFT8をワッチしているときに、ときどき<>で囲まれたコールサインや<...>という表示が出てくることにお気づきかと思います。今日は、FT8がコールサインをどのようにエンコードして送受信しているかについて説明しながら、それら<>の意味を考えてみたい...
-
先日、PCに載っているマイクロプロセッサがAVX対応かどうか確認するツールとしてCPU-Zを紹介しましたが、別のツールもご紹介します。本家インテルが出しているツール、その名も「 Intel Processor Identification Utility 」です。Exeファイル...
-
WSJT-X 2.7.0-rc3 リリースノート 2024年1月1日 WSJT-X 2.7.0-rc3では、いくつかの新しい機能、たくさんの強化改善、バグの修正を行いました。 「Hamlib更新」機能追加。Windows版では、WSJT-Xから直接Hamlibを更新することがで...