2021年9月5日日曜日

Windows上でLinuxを動かす

普段はWindowsを使っているけれども、Linuxにも興味がある、という方は少なくないのではないでしょうか。しかし、Linux専用マシンを用意するまでの気合はない、、、、、というときは、WindowsのWSLを使ってみるのはどうでしょう。

WSLを使うための要件は次のとおりです。

  • WSL バージョン1
    • Windows 10 バージョン 1709 Fall Creators Update 以降
  • WSL バージョン2
    • Windows 10 バージョン 1903 ビルド 18362.1049 (KB4566116適用後)
    • Windows 10 バージョン 1909 ビルド 18363.1049 (KB4566116適用後)
    • Windows 10 バージョン 2004 ビルド 19041 以降

インストール手順はいたって簡単、Command Promptを管理者権限で開き、

> wsl --install

と入力するだけで、Ubuntu Linuxが使えるようになります。

Windowsを再起動すると、次のようなウィンドウが自動的に立ち上がります。

 
その後、しばらくの間、インストール中である旨の表示がでます。
2, 3分待ってもなにも出てこないときは、Enterキーを押してみましょう。
自分の好きなユーザー名を入力します。Windowsのユーザー名と同じである必要はありません。次に、パスワードを2回入力します。

Linuxのターミナルが開いてコマンドラインが入力待ち状態になります。

WindowsからLinuxのファイルをアクセスしたいときは、\\wsl$\Ubuntu からアクセスできます。また、LinuxからWindowsのファイルをアクセスしたいときは、/mntの下にドライブが見えます。とても便利です。

WindowsからUbuntuを起動したいときは、Windowsのアプリの中にあるUbuntuをクリックすればOKです。LinuxをGUIで使うときは、別に設定が必要です。ネット上にいろいろ情報がありますので、wsl gui などのキーワードで検索してみてください。個人的にはXRDPがいい感じでした。


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