以下リリースノートの日本語訳です
WSJT-X 2.6.0-rc5 2022年11月29日 たくさんの改良とバグ修正が行われました。
WSJT-X
- FST4/WモードにおけるS/N比較正を改善
- FST4W-900のWSPRNETへのスポットではTRコードを16ではなく15を使うように変更
- 混雑したバンドでのFT8デコード改善
- 運用周波数表に次のオプションを追加
- 1バンド当たり2つ以上周波数を登録しても扱いやすくなるよう改良
- 周波数をセットすると、バンドやモードを変更してもそのQRGに戻る機能
- 記憶した周波数にラベル(説明)を付けられる機能(例:DXp AB0XYZ)
- 開始時間と終了時間をセットすることで、その時間中、指定した周波が表示される機能。コンテストやDXペディションに便利。
- これら一切のデータをファイルから読み込む機能。
- Foxモード利用時、種々の状況において便利に使える機能を追加
- Tab2に新しく2列の表を表示。QSO最中、QSO待ちの局がひとめでわかる。
- レアな電波伝搬に対応できるよう、オペレータがQSO待ちの局の順番を入れ替えられるように変更。
- QSO困難な状況でも、QSO成功率を上げるため、レポートが受信できなかった局に対し2回応答する機能。
- Houndが非標準コールサインとのQSOを終了できないケースがある問題を修正。
- EME Echoモードの改善
- Avgを計算するときにEchoサイクル数を設定できる機能を追加。
- ワイドバンド雑音パワーを時系列で表示する機能を追加。サンノイズやアンテナトラッキング誤差を測定するときに有用。
- いくつかの細かいバグを修正。
- 特別なモードを設定したまま、WSJT-Xを立ち上げなおしたとき、正しく初期設定が行われるよう改善。
- ALL.TXTに誤った送信周波数が記録される問題を修正。
- GUIのフォントサイズ、プラットフォームに依存する見た目を改善。
- Houndモードで、Hボタンを再度押した場合、周波数が動かないように変更。ユーザーはHoundモードから通常モードへ変わる場合、2通りの天順を提供。
- Hボタンを再度クリック、QRG変更なし。
- FT8ボタンをクリック(あるいはメニューのモードからFT8を選択)、FT8のデフォルトのQRGへ。
- 「Enable AP」がチェックされていない場合、あるいは、バンドを変更して最初のシーケンスでは、デコードデータにa7を表示しないように変更。
- UDPサーバーのネットワークアドレス変更受け付ける前にエラーチェックを行う。
- DXLab Suiteとの連携を強化。
- 特別な状況でSegfaultが発生する可能性を修正。
- オーディオデータ欠落の警告を廃止(検出の信頼性に問題があるため)。
- 画面上に「Transmit digital gain」がポップアップする問題を修正。
- 相手局が<...>でも「Highlight DX Call」が動作するように改善。
- グリッドデータがないCQもPSKレポータへ送るように変更。
- いくつかの小さなバグを修正(有用なヒントなど)
MAP65(Windowsのみ)
いくつかのバグ修正と二つのお試し新機能
- アンテナ方向修正のための測定補助
- WSJT-Xで使われているwsjtx.logを読み込み、コンテストでの重複を検出
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