WSJT-X 2.6.0-rc3が公開されました。リリースノートは以下の通りです。
2022年8月22日
WSJT-X 2.6.0-rc3では、Echoモードの強化とバグの修正が行われました。
- Echoモードにおいて、ドップラーシフトが750Hzより小さいとき、CATでダイアル周波数を調節するのではなく、オーディオ周波数を調節するようにしました。また、CATで粗い周波数設定が行われる場合、オーディオ周波数を変化させてさらに細かくドップラーシフトを調整します。
- Echoモードで、「Save all」が選択されたとき、.wavファイルも保存します。.wav ファイルがEchoモードで開かれたときは、録音時に記録された天文データを使ってEchoデータを処理します。
- UTCをUT1に変換するとき2017年1月1日のうるう秒が考慮されます。EMEドップラー較正を完璧に行いたいときに役立つでしょう。
- EMEドップラー値が、もっとも近い1Hz単位へ四捨五入されるようになりました。
- 下位互換性を保つため、Fox/Houndモードにおける「Special Operating Activity」の列挙値を元の6と7へ戻しました。
- 30mバンドで、FST4W送信ができるようにしました。RX周波数が1500にセットされていないときでも、正しい周波数がWSPRnetへ報告されるようになりました。
- WSPR送信が途中で切れてしまうバグを修正。
- decoded.txtが開けないとき、クラッシュする問題を修正。
- 天文データウィンドウが必要とされるとき、そのウィンドウがアクティブでないと、クラッシュする問題を修正。
- アクティブ局ウィンドウが開かれていない状態で、「Reset Cabrillo Log」を動作させたときクラッシュする問題を修正。
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