VOIPの先駆けであるEchoLinkのWindows版アプリが14年ぶりにアップデートされました。わたしは、WiresやDSTARが世の中に出た後でも、EchoLinkが一番オープンで一番よくできていると思っています。アップデートの内容ですが、以下のとおりです。
- 画面の構成を更新。メニューやウィンドウを分離できるように変更。
- 新しい「CALL CQ」機能を追加。今後、スマホアプリにも搭載予定。
- 自動プロキシオプションを追加。
- オーディオをすべて16ビットデータフォーマットへ変更。これによりSN比、音質が向上。
- Windowsの大きなフォントや高DPI設定に対応。
- Audioタブでオーディオデバイス名がずれる問題を修正。
- ExplorerウィンドーにRecent QSO (最近のQSO)を追加。
- Explorer 表示をデフォルトとする。
- 「Find all」の探索結果を示すフォルダーを設定。
- ネットワークの外向き、内向き接続テストを改善。
- Sysop設定で、COMポートの名称を詳細に表示するように変更。
- セットアップWizardにSignaLink (VOX)を追加。
- VOXを使ったトランシーバーで送信が途切れないようにトーンを重畳するオプションを追加。
- IPアドレスが変わったあとも、スムーズに接続が行えるようメッセージプロトコルを改善。
- ダイヤルアップ接続のサポートと表示を削除。
- チャットに時刻を表示するオプションを追加。
- コンファレンスに新しく接続してきたユーザーに対するウェルカムメッセージをミュートできない問題を修正。
- 「Auto-select mic input」オプションを削除(Windows XP、及びもっと古いバージョンのみでしか動作しないため)。
- ヘルプファイルの更新。
- Setup→Timingタブでデフォルトへ戻すボタンを追加。
- 名前のフィールドを18文字まで入力できるよう拡張。
自分のノード(JA7UDE-L)をアップデートしてみましたが、特に問題はないようです。
ただ、CALL CQ 機能を使ってみたのですが、どうも使い方がよくわかっていないためか、 Disconnectしないとつながらない???不思議な挙動をしているような気がします。
追記:その後、CQを出していたら、Moldovaの局から呼ばれうまくQSOできました。でも、まだ運用開始間もないせいか、あまり使っている局いないようで、普通のリフレクターでCQ出したほうが応答率はずっと高そうです。
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